二上山駅〜当麻寺 彼岸花 01.9.23


近鉄南大阪線の二上山駅〜当麻寺まで彼岸花を見に歩きました。 今年の
彼岸花は早いと思っていましたが、予想通り盛りを過ぎていました。


二上山雄岳山頂に大津皇子の陵墓があります。天武天皇の第三皇子。僅か24歳で死を余儀なく
された悲劇の皇子で、姉の伊勢斎宮大伯皇女( おおくのひめみこ)が大津皇子のしかばねを
二上山に移葬する時、かなしんでよんだ有名な歌があります。


うつそみの 人なる吾や 明日よりは 二上山を 吾兄と 吾が見む




当麻寺は中将姫が一夜で織上げたと云う蓮糸
曼荼羅で有名です。 その他でも国宝の
塑像弥勒如来・唯一現存する東西両塔三重塔
など多数の国宝・重文があります。

学生時代、折口信夫(しのぶ)「死者の書」を
読んで以来たびたび訪れている好きな
お寺です。
當麻蹶速塚(たいまのけはやづか)
この地に「當麻蹶速」という人がおりめっぽう力が
強くだれもかなうものはないと豪語していた。
垂仁天皇が「だれか相手になるものはいないか」
という問に出雲の国の「野見宿禰(のみのすくね)」
というものがあらわれ、相撲をとらせた。
これが日本初の天覧相撲という伝説があります。


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