白毫寺〜正暦寺18.11.27


正暦寺(しょうりゃくじ)の紅葉を見ようと、白毫寺から歩き始めました。
途中までは昔歩いた北の山の辺の道なのですが、全く覚えていなかったです。
                           (クリックすると拡大します。)
八坂神社までは畦道を通ったりと、ゆったり散歩気分でした。


ここまでが北の山の辺の道なのですが、今回は前の灯籠から約3K弱の上り道を歩きました。


途中、身体を斜めにしなければ歩けないほどの勾配があったりして、息も絶え絶えでした。
唯一ほっとする立派な民家の前を通り過ぎて最後の急坂を上ると茶畑があり、その前にやっと
正暦寺への道標が見えた時は本当に嬉しかったです。


近鉄の「てくてくまっぷ」には、(杉と檜の植林 ほんとうに静寂そのもの 忘れられたような山みち)
と書かれていて、それを体感したくて来たんですが、9月4日の台風を忘れてました。
ここまではまだ「てくてくまっぷ」通り、気持ち良い道でしたが・・・


道らしき道はなくなり、小川と岩石が交じり合う下り坂を一歩一歩慎重に下りてきました。
大きな木が何本も倒れていたり、小枝で道が完全に覆われていたりして、お気に入りの
靴もすっかり傷んで大変な目に遭いました。


舗装された道に出てきた先に、正暦寺の石垣が見えてきました。


正暦寺
正暦寺は丁度見頃で、たくさんの人がいましたが、さすがに寺の上から歩いて来た人は
見当たりませんでした。あの道の周りは無数の倒木があって、元の「静寂そのもの」に
戻るには、何年かかるのでしょうか・・・?


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